[OpenBazaar-users 25] Re: 共用サーバーでのインストールについて

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Shota ARATONO shota****@dino*****
2003年 12月 10日 (水) 18:38:33 JST


西丸さまはじめまして。 ディノ あらとの と申します。

> しかしながら共用サーバーなのでSSHは使えるものの
> root権限およびmakeの権限がなく
> dinolibからすでにインストールができずにいます。
> このような環境に今後対応の予定はあるでしょうか?
> あるいは手作業でインストールすることは可能でしょうか?
> よろしくお願いいたします。
お使いのサーバではmakeコマンド自体は使うことができますでしょうか?
できるのであれば、現在の環境でも利用できると思います。
dinolibのインストール時は
$ ./configure --prefix=/home/username
$ make
$ make install
と行うと
/home/username/share/dinolib
にインストールされます。
さらに、Openbazaarインストールの際に、
--with-dinolibdir=/home/username/share/dinolib/lib
などを付けてあげるとインストールできると思います。
もちろん、それ以外のオプションも付けて実行してください。
この方法ですと、root権限は必要ないと思います。
dinolib以降のセットアップ手順は通常と同じになります。

手作業でインストールする場合は、
1. dinolib、openbazaarのアーカイブを解凍し、解凍してできるディレクトリを
    apacheのユーザーがアクセスできる場所に設置します。
    この際、webからアクセスできるところには設置しないようにしてください。
2. openbazaar/Makefile.amの中の18行から47行目までをシェルで実行します。
    実行する前に$(SMARTYDIR)を実際のSmartyがインストールされているパスに
    変更して下さい。
    1行ごとにopenbazaarディレクトリに戻って行ってください。
3. openbazaar/libディレクトリ以下のcatalog/configure.php.in、
    admin/configure.php.inを編集します。
    @HTTP_SERVER@などの@でかこまれた部分を実際の設定に合わせてください。
    保存するときは"configure.php"と.inを取って保存する必要があります。
4. openbazaar/sqlディレクトリに移動し、
    $psql -f ファイル名 -U ユーザー名 DB名
    でデータベースの構築を行って下さい。
    ファイル名は、
    osc.sql、functions.sql、indexes.sql、sampledata.sqlの順に計4回行って
    下さい。また、ユーザー名は適宜決められたものがあればそのユーザー名を、
    なければpostgresやphpから使用できるユーザー名で実行して下さい。
    ユーザー名、DB名に関してはお使いのサーバの管理者に問い合わせれば
    分かると思います。

私自身、手作業でセットアップを行ったことはないのですが、./configureやmake
の動作を追って行くと上記のような作業を行っておりますので、対応できると
思います。
ただし、編集量もそれなりにありますので、makeが使えない最終手段とお考え下さ
い。


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