JSPを一切使わないWebアプリ構築用Javaフレームワークです。
XML等の定義ファイルは存在せず、HTMLからJavaのスケルトンソースを生成します。
これにより開発時の記述量を抑え、開発工数を削減する事が可能です。
開発途中やリリース後にHTMLデザイン変更がありプログラムと矛盾が出た場合は、コンパイルエラーの形でそれを発見できるため、リグレッションテストの多くを軽減する事ができます。
詳しい内容は、 http://paraselene.sourceforge.jp/ を参照して下さい。
以下の仕様変更があります。
ブラウザがクッキーを受け入れない場合、Paraselene は URL にセッションID を付与します。
その URL がエイリアス URI だった場合、この動作を行わない(セッションIDを付与しない)よう変更しました。
以下のような現象の回避が目的です。
初回表示の時は、ブラウザへセッションIDを通知するためにセッションID付きの URL が発行されます。
Paraselene が生成する CSS や JavaScript は、エイリアス URI として出力 HTML に埋め込まれています。
これらにも同様に、セッションID が付与されていました。
しかし、その初回表示ページが RequestParameter#makeNewSession() を行うと、ブラウザが CSS や JavaScript を取得しようとするタイミングには、付与されたセッションIDが無効なIDとなってしまい、サーバー側でエラー判定されていました。
さらにこのエラー検出をトリガーとして、 Paraselene 内部でセッションがもう1回破棄されます。
このため、プログラム本体が次にセッションを参照すると、登録していたはずのデータがセッションから消失している、という事態になっていました。
エイリアス URI を使用するページは、外部からの直接参照ページとなるケースがほとんどであろうと思われる点と、ほとんどのブラウジング環境ではクッキーが有効になっているため、このような仕様としました。
以下の動作変更があります。