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Seamonkey Mime-Type

Mime-Type について

添付ファイル付きの E-メールを友人から受けとることもあるでしょう。添付ファイルをクリックまたはダブルクリックすると、それに適したアプリケーションで開かれるはずです。さて、完璧な世界にいるのでしたらこれで正しいのでしょう。しかし残念なことに私たちは皆そのような完全な世界にいるわけではないのです。

添付ファイルが開かれる前に2つのことが行われる必要があります。

  1. データファイルを開くのに適したアプリケーションが利用できねばなりません。
  2. 利用するためのアプリケーションについて E-メールクライアントが知っていなければなりません。

例を見てみましょう:

あなたは E-メールに添付された「LookAtMe.pps」というファイルを Seamonkey Mail 2.2 で受けとります。

添付ファイルをダブルクリックすると、保存のためのオプションが出るだけで、開いたり見たりすることができません。

メニューにある Edit > preferences > Browser > Helper Applications をクリックすると、Content Type の見出しの下に各ファイルのリストを、そして右側に Action という見出しを持った列を見つけるでしょう。実際のところ Content Type は Mime-Type のことであり、Action はその種類のファイルがどのように開かれる/読み込まれるか、です。

Content Type/Mime-Type のリストを通して見てゆくと、「pps」が無いことに気がつくでしょう。テレビのクイズ番組に出てきそうな問題です。どうやって pps を追加するのでしょう?

ROX で /etc ディレクトリへ移り mime.types ファイルをクリックすると、既に定義済みの Mime-Type のリストがあります。次のようなものです:

application/vnd.ms-excel	xls
application/vnd.ms-powerpoint	pps ppt
application/vnd.ms-project
もう想像がつきますね。「.pps」は Microsoft Powerpoint 用、あるいは場合によっては類似のアプリケーションである Open Office simpress 用として作られています。

さて、上の紫色の行は MS Powerpoint のための Mime-Type を定義しています。ppt という拡張子は含まれていましたが pps という拡張子は無かったので、やらねばならないのは pps を付け加えることなのです。ファイルを保存し、 Seamonkey Mail を再起動してください。

拡張子名の上でクリックするとファイルを開くのに使うアプリケーションをどれにするか尋ねられるでしょう。simpress へと移動し、クリックをして処理を完了させてください。

私の場合 simpress は /mnt/home/openoffice/openoffice.org3/program/simpress に見つかりました。

私はブートマネージャを使って SFS ファイルから Open Office を読み込みました。simpress へのパスはあなたの場合は異なっているかもしれません。ですが、こういったことはあなたに一般的な考え方を与えるはずです。