Naoki Kurosawa
naoki_kuros****@ybb*****
2003年 4月 20日 (日) 00:45:08 JST
黒澤です。 静的コンテンツ差込システムの仕組みと環境構築手順の変更について。 タスクページ http://sourceforge.jp/pm/task.php?func=detailtask&project_task_id=428&group_id=430&group_project_id=186 ■仕組み JBOSS_HOME/site.propertiesに、システムの実行時設定が書かれていますが、 static_contents.root というエントリを追加しました。 #.ant.propertiesにも追加して、site.propertiesが生成されるときにこれも #含まれるようにする必要がありますが、それは後述します。 このエントリは、 「コンテンツ差込システムのファイルを置くルートディレクトリ」 を指します。テストサイトの場合、 static_contents.root=D:/jboss-3.0.6-Rumble-JP/system-site/test としておいて、 D:/jboss-3.0.6-Rumble-JP/ にsystem-siteモジュールをチェックアウトしています。 ですので、CVSリポジトリ上のsystem-site/testディレクトリが コンテンツ差込システムのルートディレクトリになっています。 なぜsystem-siteにサブディレクトリを切っておいたかというと、 +system-site +test +again +rumblejp という感じで、大会ごとにディレクトリを切ることもあるだろう、 というところからです。 コンテンツ差込システムの主役は<util:content>タグです。 実体はrumblejp.web.taglibs.ContentTagです。 指定されたパスをルートパスに連結してファイルを読み込み、 その位置に出力します。 例:index.jspのInformation部分 ルートパスより上のディレクトリにアクセスできないように するためのチェックも入っています。 ルールページやリンク集ページは、 rumblejp.web.utils.ContentServletが担当します。 http://hostname/rumblejp/contents/* というURLパターンのリクエストはすべてContentServletに渡され、 /rumblejp/contents/rule.html というリクエストを /rumblejp/contents と /rule.html の部分に分割し、/rule.htmlの部分をcontents.jspに渡します。 contents.jspには<util:content>タグが書かれており、 渡された/rule.htmlを差し込みます。 この仕組みを使うと、コンテンツ差込システムのルートディレクトリ以下を 自由に出力できます。 また、ContentServletがcontents.jspに渡すリクエストは 拡張子がhtml, htm, txtのみです。 その他のリクエストはContentServletが直接ファイルを読み込んで クライアントに返しますので、イメージファイルなども使えます。 ■開発環境の変更 1. .ant.propertiesファイルの変更 sample/.ant.propertiesを参考に、 .ant.propertiesにstatic_contents.rootエントリを追加してください。 2. ant setup-jbossの実行 3.<JBOSS_HOME>にCVSからsystem-siteモジュールをチェックアウトしてください。 以上です。 プロジェクトサイトの環境構築ドキュメントもアップデートしてあります。 それでは。 -- Naoki Kurosawa <naoki_kuros****@ybb*****>