[Tep-j-general] Re: 消費税計算について

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Tsukasa Sakaguchi t-sak****@brain*****
2002年 12月 10日 (火) 21:26:21 JST


さかぐち@brainheartsです。
こんにちは。

From: TAMURA Toshihiko <tamur****@bitsc*****>
Date: Tue, 10 Dec 2002 17:59:20 +0900
Subject: [Tep-j-general] Re: 消費税計算について

>金額の端数処理は日本語版で加えたものなので、
>osCommerceのオリジナルの計算をどうこういうのも無理があるかもしれませんが、
>DISPLAY_PRICE_WITH_TAX が true の場合は、
>税込みの価格を表示するということです。

なるほど。そういうことですか。


>それに素直にしたがって端数処理を組み込めば、
>次のようなものになるんでしょうか。
>
>> --設定 true (税込み表示)-- [計算のまずい点を修正したもの]
>> [ご購入までもう一歩!画面]
>> 数量  商品名     税率  金額
>>   1   テスト3590  5%  3,770円 ...(1)
>>   1   テスト 980  5%  1,029円 ...(2)
>>                 小計: 4,799円 ...(3)
>>              税率 5%:   229円 ...(4)
>>                 合計: 4,799円 ...(5)
>
>(1)と(2)は丸めの結果を表示する。
>(3)と(5)は税込みの金額なので、
>1 * 3590 * 1.05 + 1 * 980 * 1.05 = 4798.5
>を丸めた金額(4799円)になる。
>
>ただ、これだと(1)+(2)が(3)と等しくなくなる場合もありえますね。

一番問題になるのは、「注文したお客さんに対して」どういう明細が
届くかです。請求額がずれていると、「このお店大丈夫かな」と思われて
しまいますし。
したがって、(1)+(2)=(3)でなければいけないと思います。


>また、1商品あたりの個数が複数の場合は、1個の場合と単価が
>異なる場合もありえます。

これも、単価が変わってしまうのは、よくないと考えています。
 3590 * 1.05 = 3769.5 端数処理(四捨五入)→3770
のケースですが、
 1. 本体3590円、消費税180円として、*常に*計算する
    (但し、お客さんは 数量2個につき1円損 をする)
 2. 本体3590円*購入数量を基準にして、消費税を求める
    上記1との差異は、調整額として表示する
    (お客さんの損はない)
のどちらかで、おそらくどのお店も運営しているように思います。
#どちらを選択しているかは、お店によってまちまちかと思います
#税法上の問題はあるかもしれませんが

これをレシートっぽく表示すれば、
[ケース1]
数量  商品名     税率  金額
  2   テスト3590  5%  7,540円
                小計: 7,540円
       ( 内  税率 5%:   360円 )       (*1)
                合計: 7,540円
[ケース2]
数量  商品名     税率  金額
  2   テスト3590  5%  3,770円
                小計: 7,540円
       ( 内  税率 5%:   359円 )       (*1)
          税端数調整:    -1円
                合計: 7,539円
というかんじでしょうか。
*1: 小計に税が含まれていることが明示する意味で ( 内 ...)と表示
#こうなるようにしてくださいといっているわけではありません


>●内税で求められる計算
>一方、内税の計算として要求されるのは、次のようなものでしょうか。
>
>(3590 * 1.05)を丸めた値に 1(数量) をかけて(1)を算出する。
>(980 * 1.05)を丸めた値に 1(数量) をかけて(2)を算出する。
>(1)+(2)=(3)
>(3)-(1 * 3590)-(1 * 980)=(4)

販売価格に税が含まれているのが内税商品ですから、価格3770円(内税)、
1029円(内税)として、以下の計算をしてみると

> 数量  商品名     税率  金額
>   1   テスト3590  5%  3,770円 ...(1)
>   1   テスト 980  5%  1,029円 ...(2)
>                 小計: 4,799円 ...(3)
>              税率 5%:   229円 ...(4)
>                 合計: 4,799円 ...(5)

(1) + (2) = (3)   --> これは 税込み金額です
内税の消費税は (3) * 5 / 105 ですから
4799 * 5 / 105 = 228.5 端数処理(四捨五入)→ 税229円 (4)
内税商品だけなので (5) は (3) と等しい

となります。
# 端数処理が切り捨ての場合は、正確性を求めると計算式が
# ちょっと複雑になります。参考まで
# 税額 = (販売価格 + 1) * 5 / 105   ...加算値1 は端数調整用
# 本体価格 = 販売価格 - 税額

>●消費税額の計算方法?
>以前にこのMLでも話題になったんですが、消費税額は、
>1枚のレシートの商品総額に税率をかけて求めなければならない
>ということですが、1商品ごとに求めた税額を加算すると、
>それとくいちがってしまいますね。
>税額を全く表示しなければいいんでしょうか?

1商品ごと求めるのは、問題があるように思いますが、そういう運営をしている
店舗もあるように思います。
ただし、そういう店舗は、必ず端数調整を行っていて、請求書上に金額のずれが
発生しないようにしているはずです。

レシートにどう表示するかは、お店の方針(あるいは使っているレジの仕様)だと
思っていますが、表示されている内容に差異があるのは、問題だと思います。

># ここまで書いて、サンプルを探してみると、内税で、
># 税額が0円と表示している通販がありました。
># 次のものがそれです。

対お客さん向けには、税率0%で計算しておく方法ですね。
請求書上のずれが生じないという点では、いいように思います。

ただ、お店の人にしてみれば、税金を納める前に、もう1度計算することが
必要になってしまいますね。
#再計算では非課税商品と間違えないようにしないといけませんね

実際にお店を開いたことのある知り合いに内税はどうしたか聞いてみたところ、
税率0%で請求書を出して、帳簿をつけるときに、内税分を計算しなおした
そうです。

もし、再計算したくないのであれば、
たとえば、1000円(内税)の商品を登録するなら、
1000 * 5 / 105 = 47.6 端数処理(四捨五入)→ 税48円
1000 - 48 = 952円  ... 商品価格
と外税商品として登録して、発生しうる端数はお店が負担するのが
今時点では現実的な気がします。
たとえば、
外税方式
   952円 * 5点  = 4760円  ... 商品売上額
  4760円 * 1.05 = 4998円  ... お客さんが支払う額
                   238円   ... 消費税
内税方式
  1000円 * 5点     = 5000円  ... お客さんが支払う額
  5000円 * 5 / 105 =  238円  ... 消費税
  5000円 - 238円   = 4762円  ... 商品売上額

内税/外税が混在する店舗の場合を考えると、どの商品がどの税なのか
明細上わかりにくいということもあるので、すべて外税に変換して運用するのが
よいのでは?という感じがしています。
#あくまで 私の考えですが

実際にosCommerceで内税商品を販売している方の意見を聞いてみたいところです。

-- 
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Tsukasa Sakaguchi / t-sak****@brain*****
Tel. 045-290-7561



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