TERASOLUNA Framework

お疲れ様です。
現像を見ると予想しているとおり
「管理テーブルの競合が発生し、トランザクションのタイムアウトまで更新されないのではないか」
が原因だと思います。

＞return new BLogicResult(ReturnCode.ERROR_END、終了コード);　
上の処理ではスレッドを停止する処理は行っていません。
一般的なインスタンスの生成処理です。

それと
＞このような現象は、AutoCommitとした場合や、ファイルの読み込みを行わないダミーコレクタを使った場合では発生しません。
の内容をみるとコレクタの中で管理テーブルの情報を行ロックしていろと思われます。

まずは、業務の中から管理テーブルに対して行っている処理があるか確認してみてください。

上の内容を見るとFWの不具合の可能性もあるので出来れば利用しているFWのバージョンも教えてください。

以上、よろしくお願いいたします。

早速のご回答ありがとうございます。

>業務の中から管理テーブルに対して行っている処理があるか確認してみてください。
・BLogicの中では、管理テーブルに対して更新は行っていません。
・PreLogicの中では、管理テーブルに対して更新は行っていません。
・ファイルコレクタでは、jobStatus.incrementCollected()やreturn new CollectorResult(ReturnCode.ERROR_END, collected)を行っています。

>FWのバージョンも教えてください。
terasoluna-batch4j-src_2.0.0.4.zip とあるので、2.0.0.4 と思われます。

ファイルコレクタを使用している場合、非トランザクションモデル（NoTransactionBean.xml）ではなく、
チャンク別トランザクションモデル（ChunkTransactionBean.xml）を用いなければならないということは
ないでしょうか？。

情報提供ありがとうございます。
追加で申し訳ないのですが、
・プログラマティックなトランザクション処理を外しても再現するか
・どの処理(主処理、コレクタ処理など)において、どのようなトランザクション処理をしているか
の2点について、教えていただけますか。

お世話になっております。

最初のメールに書いたとおり、次の■のルートのみで発生する現象です。

public BLogicResult execute(Object object, JobContextEx jobContextEx) {

if (エラー数が最大続行数を超えた) {
// エラーカウントをオーバしている場合、なにもせず処理を終了
return new BLogicResult(ReturnCode.ERROR_END、終了コード);　■

}

エラー数が０で上記ルートに入らない場合は、膨大なデータ量でも正常に動作します。
処理結果更新が遅延することはまったくないです。

ValidationResultHandlerを拡張して、ファイルコレクタでデータ検証を行っています。ここでも上記と同様のロジックを実装していますが、問題は発生しません。

BLogicの入り口で、BLogicResult(ReturnCode.ERROR_END)とする場合に、時折、発生する現象です。

コレクタはチャンクサイズ分データをまとめて（キューに入れているのでしょうか）、BLogicに渡しますが、
キューに入ったまま、BLogicResult(ReturnCode.ERROR_END)で復帰すると、新たなジョブが起動できなかったり、
ジョブ管理テーブルへの結果更新が遅延したりするようなことは考えられないでしょうか？
実行し検証しているとそのような感触を持ちます。

お世話になっております。

他の記事を参考にし、キューサイズを変更してみることにしました。
次の設定が関連すると思われます。

/batchapps/template/NoTransactionBean.xml
<!-- ===================== マネージャ定義 ===================== -->
<!-- 一段目のマネージャ -->
<bean id="jobManager" parent="baseManager">
<property name="name" value="noTransactionJobManager" />
<property name="collector" ref="collector" />
<property name="workQueueFactory">
<bean class="${workQueueFactory.class}">
<property name="workerExecutorService" ref="workerExecutorService" />
<property name="queueLength" ref="chunkQueueLength" />■

■/batchapps/common/DefaultValueBean.xml
<!-- チャンクキューサイズ -->
<bean id="chunkQueueLength" class="java.lang.Integer">
<!-- 10 → 100 -->
<constructor-arg value="100" />●
</bean>

以下は、queueLength をキーにして検索しましたが、同様に変更する必要のあるものか
教えてもらえませんでしょうか？

/batchapps/common/AsyncBatchDaemonForCommonjBean.xml

<!-- 非同期バッチ起動用のマネージャ -->
<bean id="jobManager" parent="baseManager">
<property name="name" value="AsyncBatchDaemonManager" />
<property name="collector" ref="batchDaemonJobCollector" />
<property name="workQueueFactory">
<bean class="${workQueueFactory.class}">
<property name="workerExecutorService" ref="workerExecutorService" />
<property name="queueProcessor" ref="asyncBatchDaemonQueueProcessor" />
<property name="queueLength" value="10" />●

/batchapps/common/AsyncBatchDaemonBean.xml

<!-- ===================== マネージャ定義 ===================== -->
<!-- 非同期バッチ起動用のマネージャ -->
<bean id="jobManager" parent="baseManager">
<property name="name" value="AsyncBatchDaemonManager" />
<property name="collector" ref="batchDaemonJobCollector" />
<property name="workQueueFactory">
<bean class="jp.terasoluna.fw.batch.standard.StandardWorkQueueFactory">
<property name="workerExecutorService" ref="workerExecutorService" />
<property name="queueProcessor" ref="asyncBatchDaemonQueueProcessor" />
<property name="queueLength" value="10" />●

お世話になっております。

チャンクサイズを1にしても再現します。コレクタは終了しておりません。

>フレームワークの動作として、ERROR_ENDでワーカ側が終了してもコレクタ側でデータを取得し続けているのですが、

思うに、BLogicはERROR_ENDで終了しているのですから、ＦＷ側でコレクタを速やかに終了すべきかと思います。
強制的にコレクタのデータを取得を終了させる手段はありませんでしょうか？。