TinyVisor 1.7 で再現評価したところ、同様の問題が発生しました。
TinyVisor 1.7 リリース時は、 FreeBSD 10.2 で同様の評価を行いましたが、同様の問題は発生しませんでした。
FreeBSD のリビジョンの違いで問題が顕在化した可能性があります。
VM0のOSの起動を抑止した場合、FreeBSD 10.3 の起動に成功しますが、 kbd0 at atkbd0 のあとは、キーボードコントローラ初期化のエラーメッセージがでていました。
kbd0 at atkbd0 atkbd0: [GIANT-LOCKED] psm: keyboard controller failed.
キーボードコントローラはエミュレートしていないので、期待動作だと思います。
VM0 も平行に起動した時に、どうしてこの動作にならないのかが疑問です。
VM1 の OS が IO port 0x64 (KBD CMD) を読み込んだ時に VMM が不定値を返却していました。
47e4b09 で修正したところ、ストールしなくなりました。
FreeBSD 10.3をVM1で起動すると、起動の途中でストールします。
VM0のOSが起動しないようにすると、VM1のFreeBSDは起動します。
障害発生リビジョン: 75f269f