Shinya TAKEBAYASHI
makot****@kanon*****
2009年 8月 13日 (木) 22:28:11 JST
竹林です. > > 使用した boost のバージョンはいくつでしょうか. > > 1.37 あたりでしょうか. > > CentOS 5.3 付属の > boost-1.33.1-10.el5 > です。release 名に el5 とついてるので、中身は RHEL5 版そのま > まだと思います。 はい,RHEL5.3 でも boost-1.33.1-10.el5 です. > > sslproxy と,使用するライブラリのバージョンは合わせたほうが > > 良いかと思いまして. > > これは止めた方がいいと思います。 > 非RPMなソフトウェアへの依存を増やすのは避けたい、というのが > その理由です。 意図はわかります. こちらとしても最初から RPM 版の boost で統一したかったのですが, sslproxy で asio を使っている関係で,今まではやむを得ず 1.36 以上としていましたので. > sslproxy は OpenSSL へのインターフェースを boost 経由(asio)で > 使ってるようなのですが、これは boost-1.33.1 には存在しないよ > うです。つまり sslproxy をインストールしようと思ったら非RPM > の boost (READMEなどに記載されているのは 1.36.0 以上) を入れ > る必要があります。結果として boost を ultramonkey-l7 と > sslproxy で統一しようとすると、sslproxy に合わせなければなり > ません。 その見方でいくと,パッケージが違うので必要なライブラリの バージョンが違っても,変ではない気がしてきました. ただ,対応させるバージョンを落とすにあたって気がかりなのが, url モジュールや pfilter モジュールです. 内部で boost::regex をダイナミックリンクして使っているので, もし 1.33 でいくとしたら多少検証稼働を増やさないといけません. 1.34 - 1.36 の changelog を見た感じだと,regex には変更はありませんが xpressive でアップデートがあるようです. # -DUSE_BOOST_XPRESSIVE すると,regex ではなく,テンプレートでできた # boost::xpressive を使いに行きます 隠れた機能なんですけどね,あるので一応みておかないといけません. > 使うだけの立場からすると、非 RPM なソフトウェアへの依存が少な > いほうがうれしいので、せっかく RPM 版 boost で動いている > ultramonkey-l7 を非 RPM 版 boost に依存させるのは反対です。 > > たしかにライブラリのバージョンが統一されていないのは気持ち悪 > いですが・・・ 上で書きましたが,UM-L7 と sslproxy は別のパッケージなので これは変ではないように思えてきました. この辺りの整理,他の方はどうでしょう. 竹林としては,立石さんの意向を受け入れ,各プロダクトで 必要とする boost ライブラリの最低バージョンは ・sslproxy : 1.36 以上 ・UM-L7 : 1.33 以上 としても良いと考えますが. ---------------------------------------------------------------- Shinya TAKEBAYASHI E-mail(private): makot****@kanon***** GPG ID : FFD20D1F GPG FP : 7B5B E0FC B785 7457 683C 47D6 5564 DDDD FFD2 0D1F ----------------------------------------------------------------