[Ultramonkey-l7-users 73] Re: [Ultramonkey-l7-develop 53] Re: l7vsadm表示改善(InActConn表示反映)について

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Hideaki Kondo kondo****@oss*****
2007年 9月 27日 (木) 11:05:04 JST


UM-L7開発MLの皆様
(Cc:UM-L7ユーザMLの皆様)

いつもお世話になっております。
近藤と申します。

以前より周知しておりました本件につきまして、
InActConn表示対応版(一部不具合修正含む)の
l7vs-0.6.0系プログラムを事前確認用にUM-L7公式
サイト上のダウロードページよりダウンロード
できるよう公開させていただきましたので、
お知らせ致します。
必要に応じて、ご確認およびご活用下さい。

当該tar-ball:l7vs-0.6.0-0_20070921.tar.gz

https://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7
https://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/files/?release_id=27243#27243

<修正内容>

○ l7vsadmのInActConn表示
 既存バージョンでは、常に0と表示されておりましたが、
 コネクションクローズ後にカウントを行なうように改善し、
 接続完了コネクションの累計が表示されるようになりました。
 尚、各処理系int型整数の最大値(INT_MAX)に達した時点で
 ゼロクリアされる仕様となっております。
 
○ 不具合修正
 l7vsadm実行時にホスト名等の名前解決できない際に
 getnameinfo関数のエラーメッセージが表示される不具合を
 修正しました。


On Fri, 14 Sep 2007 09:48:52 +0900
Hideaki Kondo <kondo****@oss*****> wrote:

> 
> UM-L7開発MLの皆様
> 
> 近藤です。
> お疲れ様です。
> 
> 標記の件ですが、しばらくコミュニティ関係者に
> 使ってもらっておりましたが特に問題や異論等は
> 出てきていない状況です。
> 
> 近いうちにUM-L7のメジャーバージョンアップも控えて
> いる状況ですが、0.6.0系バージョンもしばらくは
> サイト上に残しておくことになると思います。
> やはり振分け確認を行なう上で、InActConnが表示
> されないと使い辛いですので。
> 
> そこで、現在の最新版であるVer.0.6.0-0に本件パッチを
> 適用したものをダウンロードできるようにして配置して
> おきたいと考えております。
> (正式リリースとすると色々と影響もあるので、バージョン
> としては特に変更せず、0.6.0-0_InActConnなどの表記により、
> 既存の0.6.0-0と区別する程度にし、どちらもダウンロード
> できるようにしておきたいと考えております。)
> 
> 特に異論や問題等なければ、連休明けの来週前半あたりに
> パッチ適用済みファイルを配置させていただきます。
> 
> 
> On Thu, 07 Jun 2007 09:46:32 +0900
> Hideaki Kondo <kondo****@oss*****> wrote:
> 
> > 
> > UM-L7開発MLの皆様
> > 
> > 近藤と申します。
> > お世話になっております。
> > 
> > l7vsadm表示改善(InActConn表示反映)のための
> > l7vs-0.6.0-0用パッチを作成してみました。
> > ご確認の程よろしくお願いします。
> > 問題等なければ、次回以降のリリース時に反映して
> > いきたいと考えております。
> > 
> > これまでのバージョンでは、l7vsadmのInActConnには
> > 常に0と表示される状況になっておりましたが、
> > このパッチ適用により、各リアルサーバに対して
> > どれだけコネクション接続を行なったかの累計を
> > 表示できるようになります。
> > 
> > ----------------------------------------------------------
> > <実装方式>
> > ・既存l7vsadmのActiveConn表示で使われている
> >  l7vs_dest->nactive(ActiveConnカウンタ)が
> >  rsコネクションクローズ時に減算するタイミングに
> >  同期してl7vs_dest->ninact(InActConnカウンタ)を
> >  加算(累計)する方式
> > 
> >  ※UltraMonkey(L4)のLVSの場合、InActConnのカウンタは
> >   コネクションクローズしてTIME_WAIT状態から破棄される
> >   まで加算保持している仕様となっているが、l7vsdはユーザ
> >   空間プロセスでありTIME_WAIT状態までは直接管理していない
> >   ので同じ加算方式は流用できない。
> >   従って、どれだけの数のコネクションを接続し終えたかを
> >   累計して表示する方式としている。
> >   (ちなみにTCPSカーネルモジュールではTIME_WAIT状態も
> >    意識されておりましたが、現在TCPSはデフォルト不要
> >    という位置付けですので。)
> > 
> > <制約条件>
> > ・l7vs_dest->ninactは、int型定義となっているため、
> >  int型正数最大値(INT_MAX; limits.hで定義されている)を
> >  上限として、最大値に達した時点でゼロクリアするように
> >  している。
> >  尚、"l7vsadm -D"や"l7vsadm -d"などで仮想サービスや
> >  振分け先サーバを削除してもカウンタはゼロクリアする。
> > 
> > ----------------------------------------------------------
> > 
> > 本パッチを適用する際は、
> > l7vs-0.6.0-0ディレクトリ内にl7vs-0.6.0-0_inactconn.patch
> > を配置し、l7vs-0.6.0-0ディレクトリ内で以下の通りコマンドを
> > 実行していただければOKです。
> > 
> > # patch -p1 < l7vs-0.6.0-0_inactconn.patch
> > 
> > 以上よろしくお願いします。
> > --
> > Hideaki Kondo(近藤 秀明)
> > 
> 

以上よろしくお願いします。
--
Hideaki Kondo (近藤 秀明)





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