Actionについて

forward アクション

別のサーバーで稼働している EWatch サービスにイベントを転送します。 転送先の EWatch サービスは Server 設定でポート番号が指定されている必要があります。 転送元でポート番号を省略した場合は 31301 ポートに送信されます。

Destination転送先のホスト名(またはIPアドレス)とポート番号
  1. {
  2. name: "forwardTest",
  3. type: "forward",
  4. Destination: "192.168.1.2:31301"
  5. }

execute アクション

CommandLine で指定したコマンドを実行します。 コマンドラインの解析は cmd.exe に任せています。つまり、cmd.exe /c "CommandLine" の形式で実行されます。 実行ユーザーを指定する事はできません。サービス起動ユーザーで実行されます。

CommandLine実行するコマンドを指定する。

CommandLine にはログを参照する変数のようなものを記述することができます。

$timestampタイムスタンプ。書式は yyyy-MM-dd HH:mm:ss.fff。
$hostnameログが発生したホスト名。
$sourceログの発生元。イベントログのソースに該当する。
$levelエラー(E)、警告(W)、情報(I) の何れかの文字。
$codeメッセージコード。イベントログのイベントIDに該当する。
$messageメッセージ文。

  1. {
  2. name: "growlTest",
  3. type: "execute",
  4. CommandLine: ""C:\\Program Files (x86)\\Growl for Windows\\growlnotify.exe" /t:EWatch "$message""
  5. }

smtp アクション

ServerHost で指定したSMTPサーバーを使用してメールを送信します。

ServerHostSMTPサーバーとポート番号を指定する。ポート番号は省略可能で、省略時は25となる。
FromAddress送信者Eメールアドレスを指定する。宛先を間違った場合等のリターンメールが届く場合がある。
ToAddress宛先Eメールアドレスを指定する。複数指定する場合はカンマ(,)で区切る。
Protection接続保護モードを指定する。None、StartTls、SslTls のいずれか。
AuthMethod認証方式を指定する。None、Plain、Loginのいずれか。
UserID認証方式がNone以外の場合の接続ユーザーIDを指定する。
Password認証方式がNone以外の場合の接続パスワードを指定する。
  1. {
  2. name: "smtpTest",
  3. type:"smtp",
  4. FromAddress:"user@example.com",
  5. ToAddress:"user2@example.com,user@example.com",
  6. ServerHost:"192.168.1.2:25"
  7. }

syslog アクション

RemoteHost で指定したsyslogサーバーにログを送信します。

RemoteHostsyslogサーバーを指定する。ポート番号は514固定。
  1. {
  2. name: "syslogTest",
  3. type: "syslog",
  4. RemoteHost: "syslog01"
  5. }

mantis アクション

BaseUrl で指定したMantisBTに障害を登録します。

BaseUrlMantisBTのURLを指定する。例えば http://192.168.1.2/mantis/ のように最後にスラッシュを付ける。
ProjectMantisBT上のプロジェクト名を指定する。
UserID投稿する為にログインするユーザーIDを指定する。
Password投稿する為にログインする時のパスワードを指定する。
  1. {
  2. name: "mantisTest",
  3. type: "mantis",
  4. BaseUrl: "http://192.168.1.2/mantis/",
  5. UserID: "ewatch",
  6. Password: "ewatch",
  7. Project: "プロジェクトA"
  8. }

redmine アクション

BaseUrl で指定した Redmine にチケットを登録します。 APIキーを使用するため、Redmineの個人設定ページ(.../my/account)でAPIキーを確認する必要があります。

BaseUrlRedmineのURLを指定する。最後にスラッシュを付ける。
APIKeyAPIキー
ProjectIDプロジェクトID
TrackerIDトラッカーID
  1. {
  2. name: "redmineTest",
  3. type: "redmine",
  4. BaseUrl: "https://192.168.1.2/redmine/",
  5. APIKey: "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
  6. ProjectID: "project_a",
  7. TrackerID: "1"
  8. }

slack アクション

URL で指定した Slack の webhook で通知をします。

URLSlack の webhook url を指定する。
Attachments通知メッセージの Attachments をJSON形式で指定する。
IconEmoji通知メッセージのアイコンを指定する。コロン(:)で囲んだものを指定する。
UserName通知メッセージの表示ユーザー名を指定する。
Channel通知先チャンネルを指定する。(省略時はWebhookで指定したチャネルに通知)

  1. {
  2. name: "slackTest",
  3. type: "slack",
  4. URL: "https://hooks.slack.com/services/xxxxxxxx/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
  5. Attachments: "{ color:\"#c86b09\", pretext:\"エラーまたは警告が発生しました。\" }",
  6. IconEmoji: ":notificator:",
  7. UserName: "ErrorNotificator",
  8. Channel: "#channelA"
  9. }

teams アクション

URL で指定した MS Teams の webhook で通知をします。

URLTeams の webhook url を指定する。
ThemeColorテーマカラーを RRGGBB 形式で指定する。

  1. {
  2. name: "teamsTest",
  3. type: "teams",
  4. URL: "https://outlook.office.com/webhook/xxxxxxxx/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
  5. ThemeColor: "FF9178"
  6. }