hiroshi hatake
cosmo****@gmail*****
2014年 4月 25日 (金) 19:38:35 JST
畑ケです。 後追いになってしまった形ですが、やってみたという報告だけでも、と思い手を 挙げてみます。 丁度いいところにすぐに立ちあげられるWindowsを持っていて(仮想マシン上 で、ですが)、 丁度そこに学生時代に購入したVisual Studio 2010のアカデミック版 (Professional相当)をインストールしていました! Windowsでmsiが作れないか少しばかり試してみました。 結論からするとx86/x64版の両方でmsiが生成されましたが、怪しいという感じで した。 > WindowsでMroongaを使いたい人にお願いがあります。 > ぜひ、ご協力お願いします。 > > Windowsでも簡単にMroongaを使えるように > http://packages.groonga.org/windows/mroonga/ > でビルド済みのMariaDB + Mroongaを配布しています。このビルド > 済みのMariaDB + Mroongaを作ってもらえないでしょうか? > > > Mroongaは主にGNU/Linux上で開発されています。そのため、 > GNU/Linux上でリリースしたパッケージのバイナリーを作るのは楽 > です。しかし、MariaDB + MroongaをビルドするためにはVisual > Studioが必要なので、GNU/Linux上でビルドすることができません。 > Windowsを立ちあげてビルドする必要があります。 > > # なお、GroongaのWindows用のバイナリーはGCCでビルドできるので、 > # GNU/Linux上でMinGWを使ってビルドできます。そのため、パッケー > # ジを作るのは楽です。 > > > そこで、主にWindowsを使っている人にMariaDB + Mroongaをビルド > して.zipと.msi(インストーラー)を作って欲しいのです。 > > 手順は次の通りです。 > > 下準備(最初だけ必要。2回目以降は必要ない。): > > 1. Visual C++ 2010 Expressをインストールする。 > > http://www.visualstudio.com/downloads/download-visual-studio-vs#d-2010-express > > 2. Windows Installer XML (WiX)をインストールする。 > > http://wix.codeplex.com/ > > 3. CMakeをインストールする。 > > http://www.cmake.org/ > > ビルド: > > 1. Mroonga同梱MariaDBのソースパッケージをダウンロードする。 > > http://packages.groonga.org/source/mroonga/ にある > mariadb-...-for-windows.zipというやつ。 > > ナイトリービルドでも作るようにしたので未リリースの最新 > 版をここからダウンロードすることもできます。 > http://packages.groonga.org/nightly/ > > 2. 展開する。 > > 3. 展開したフォルダー名(mariadb-...-with-mroonga-...)を > sourceにリネームする。 > > > move mariadb-10.0.9-with-mroonga-4.01 source > > 4. ビルドする。 > > バッチファイルがここにあります。 > https://github.com/mroonga/mroonga/tree/master/packages/windows > > 中身を抜粋すると次の通りです。 > > > mkdir build-32 > > cd build-32 > > cmake ..\source -G "Visual Studio 10" > config.log > > cmake --build . --config RelWithDebInfo > build.log > > cmake --build . --config RelWithDebInfo --target msi > msi.log > > move *.msi ..\ > > cmake --build . --config RelWithDebInfo --target package > zip.log > > move *.zip ..\ > > cd .. > > mkdir build-64 > > cd build-64 > > cmake ..\source -G "Visual Studio 10 Win64" > config.log > > cmake --build . --config RelWithDebInfo > build.log > > cmake --build . --config RelWithDebInfo --target msi > msi.log > > move *.msi ..\ > > cmake --build . --config RelWithDebInfo --target package > zip.log > > move *.zip ..\ > > cd .. > > 5. *.zipと*.msiができているはずなので、動作確認する。 > > 6. どこかにアップロードする。 > > GitHubのリリースページでよいかしら。相談したい。とりあ > えず、5.までいけたら考えるのでよさそう。 > https://github.com/mroonga/mroonga/releases/v4.01 上記の手順を間違えずに行うとpdbファイルを インストール時に要求していると思われるところがあり、 バッチファイルを実行するだけだとmsiが出力されますがpdbファイルがないとエ ラーが出ます。 また、zipをアーカイブする段階ではpdbが見つからないのでコケました… Windows 8.1 Pro 64bit版 Visual Studioは2010 アカデミック版(Professional相当)、 CMakeは2.8.12.2 bison 2.4.2(MinGW版) を使用しました。 長いですがコンフィグログやビルドログはかなり長いのでDropBoxに置きました。 それぞれ32bot/64bitビルドでのログです。 https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/build-32.log https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/build-64.log https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/config-32.log https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/config-64.log https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/msi-32.log https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/msi-64.log https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/zip-32.log https://dl.dropboxusercontent.com/u/36753409/MroongaBuildLog/zip-64.log # 因みに、念の為にTwitterの公式アカウントにリプライをして確認したところ、 # MSのEULAではアカデミック版は購入は教職員と学生に限られますが、 # 卒業・修了・異動後も継続して使い続けられるライセンスになっているようです。 > 参考: http://mroonga.org/ja/docs/developer/release.html#windows > (↑と似たようなことが書いてあります。) > > > 興味ある人はいますか!? > 興味のある人は手を挙げて欲しいです。 > で、まずは、自分の環境でビルドできるかを試して欲しいです。 > > > 誰も手伝ってくれない場合は、Windows用のバイナリーのビルドは > つらいので、しばらくお休みしようかと思っています。。。 > Windowsを使っている人は、ぜひ、ご協力お願いします!