[Linux-ha-jp] Pacemakerで起動するリソースのノードについて

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Yusuke Iida yusk.****@gmail*****
2015年 8月 25日 (火) 17:24:08 JST


松崎さま

メトロシステムズ 飯田です。

Pacemakerはリソースに設定したスコアによって配置先を決定します。

スコアはlocation制約で設定します。

例えばノードA、ノードBの2台でクラスタを組んでいてリソースAAAがあるとして
リソースAAAをノードAに優先的に配置したい場合、下記のように設定します。
200と100としている部分がスコアに当たります。
スコアは高いほうが優先されます。

location location-リソースAAA リソースAAA \
        rule 200: #uname eq ノードA \
        rule 100: #uname eq ノードB

location制約を設定していない場合、リソースのスコアは0(デフォルト)となります。
スコアが同数の場合、配置計算を行った際に起動しているリソースが少ない方のノードに配置されます。
起動しているリソースも同数だった場合は、ノード名をソートして若い順に優先としていたはずです。

以上、よろしくお願いします。

2015年8月25日 12:44 MATSUzakI Motoaki <matsu****@desig*****>:
> 松崎と申します。
>
> heartbeat+Pacemakerを利用して、IPAddr2, ldirectord, MailToをgroupで一つ
> のグループにしたりソースを2ノードのサーバで運用しています。
>
> ここで、2ノードともheartbeatは起動した状態で、crm resource stopコマンド
> を投入して停止した上で、crm resource startコマンドで起動したとき、このリ
> ソースがどちらで起動するかを決定付けているものは何かお分かりの方はいらっ
> しゃいますでしょうか。
>
> stopで停止していた時に稼動していたノードで再び起動するのでは、と期待して
> いたのですが、実際にはもう一つのノードで起動してきました。実験用に作った
> 環境では、なんとなくheartbeatを起動した時に先に起動したノードで必ず起動
> しているようにも見えるのですが、実験したサンプル数が少ないので偶々なのか
> もしれません。
>
> 御存知の方、御教授いただけましたら幸いです。
>
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