[JM:00215] Re: [POST:DP] man man.1

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2011年 3月 31日 (木) 21:23:51 JST


長南です。

>.B MANROFFSEQ

> .B MANROFFSEQ
> を設定すると、
> .B nroff
>> .B troff
> の前に実行するプリプロセッサが、この値をもとにして決定される。
> (訳注:設定方法は 
> \&'MANROFFSEQ=egpt'
> である)

-p オプションの所でも書きましたが、「設定方法はたとえば」と
「たとえば」を入れた方がよいと思います。

細かいことですが、「バグ」の訳注では、「訳注: 日本語を使用する」
と空白が入っています。-p オプションの訳注は空白なしです。

> .B MANPAGER
> .\"O If
> .\"O .B MANPAGER
> .\"O is set, its value is used as the name of the program to use to display
> .\"O the man page.  If not, then
> .\"O .B PAGER
> .\"O is used. If that has no value either,
> .\"O .B /usr/bin/less -is
> .\"O is used.
> .B MANPAGER
> を設定すると、man ページを表示するプログラムとして使用する。

「MANPAGER を設定すると、その値を man ページを表示する ...」と、
「その値」を入れた方がよいと思います。「man ページを表示する
プログラムとしてその値を使用する」と、どちらがよいか。

> .B BROWSER

> HTML版man ページの表示に用いるブラウザ名。
> 設定されていない場合には
> .B /usr/bin/less -is
> が使われる。

man の訳文は、基本的に英単語と日本語との間に空白を入れるという
スタイルですが、「HTML版man」となさったのは、ここでそれをやると、
かえって見にくいとの御判断からでしょうか。

> .B HTMLPAGER

> HTMLファイルをテキストに変換するコマンド。

ここも空白がありません。

> .\"O .B LC_MESSAGES

> .\"O Note that programs like
> .\"O .BR col(1)
> .\"O called by man also use e.g. LC_CTYPE.

> man に呼び出される
> .BR col (1)
> のようなプログラムは、LC_CTYPE
> といった変数もまた使うことに注意すること。

これはわたしが提案した訳ですが、「また」は要らないのではないかと
思えてきました。

> .B SYSTEM

これについては、一番目のメール [JM:00213] にごたごとと書きました。

> .SH バグ

> 訳注: 日本語を使用する場合には
> \&'JLESSCHARSET=japanese-euc' または 'LESSCHARSET=japanese-euc'
> を使用するために、この方法では対応できない。groff のオプションで
> \-Tnippon また \-Tascii を使用すること。

わたしが言いたかったのは、japanese-euc は古いのではないか
ということでした。debian squeeze の xterm では、こんなふうに
なります。

  $ printenv |grep LESSCHAR
  JLESSCHARSET=utf-8

kterm だと、今でもこんなふうですが。

  $ printenv |grep LESSCHAR
  JLESSCHARSET=japanese-euc

> .SH 訳注
> 本 man ページの各ファイルのパスは、man-1.6g で
> .IP
> configure +fhs
> .PP
> することによって得られたものです。
> 実際のパスはディストリビューションなどによって
> 異なっている可能性があります。

ほかの訳注が「〜だ」なのに、ここだけ「です、ます」なのが
気になります。もっとも、ここは「訳注」という独立したセクション
だからと考えれば、納得できますけれど。

そう言えば、makewhatis の訳注も「です、ます」で、ちょっと
気になったのでした。

最後に。
「見つける/みつける」「前に/まえに」「ずつ/づつ」が混じっています。
一度、チェックしてみてください。

-- 
長南洋一




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