[JM:00777] strptime.3の「For reasons of symmetry」

Back to archive index

Takashi Sakamoto o-tak****@sakam*****
2012年 12月 28日 (金) 19:00:17 JST


はじめまして。Ubuntu日本コミュニティで活動している坂本と申します。

件名の箇所は現在「対象性のために」と翻訳されています。
http://linuxjm.sourceforge.jp/html/LDP_man-pages/man3/strptime.3.html#lbAH

しかしこの箇所の「symmetry」は「対になるものの対応関係」を意味します。
「strptimeとstrftimeの引数で使用出来るフォーマットが同じ意味を持つよう
に」という事を言っていますので、「整合性を持たせるため」や「一貫性を保つ
ため」などの言葉が適切と思います。

以下、修正対象です。

--- a/manual/LDP_man-pages/draft/man3/strptime.3
+++ b/manual/LDP_man-pages/draft/man3/strptime.3
@@ -233,7 +233,7 @@ libc 5.4.13 より前では、空白 (と \(aqn\(aq または
\(aqt\(aq 指定)
 \(aqy\(aq (1 世紀中の年) の指定は、libc4 と libc5 では 20 世紀の年とし
て解釈される。 glibc 2.0 では
 1950\-2049 の範囲として解釈される。 glibc 2.1 からは 1969\-2068 の範囲
として解釈される。
 .SS "glibc での注意"
-対象性のために、glibc では \fBstrptime\fP()  に \fBstrftime\fP(3)  と同
じフォーマット文字をサポートさせようとしている。
+整合性を持たせるため、glibc では \fBstrptime\fP()  に \fBstrftime\fP(3)
 と同じフォーマット文字をサポートさせようとしている。
 多くの場合、対応するフィールドが解釈されるが、 \fItm\fP フィールドは変
更されない。 使用可能なフォーマット文字を以下に示す。
 .TP
 \fB%F\fP

どうぞよろしくお願いします。


坂本 貴史
o-tak****@sakam*****




linuxjm-discuss メーリングリストの案内
Back to archive index