matsuand です。 校正確認ありがとうございます。返信します。 # なおメールを介した校正依頼、校正確認、返信という流れは # どうも管理不行き届きとなりそうで、現に本メールの返信も # ご指摘を頂きながら忘れていました。チケット管理で行う # 方が確実かと思っています。 そのうちに... ----- Original Message ----- > From: ribbon <jm****@ribbo*****> > To: Linux JM discussion <linux****@lists*****> > Cc: > Date: 2021/6/26, Sat 17:19 > Subject: [JM:02553] Re: [POST:DP] GNU findutils updatedb.1 ... --- > "file name databases used by GNU B<locate>. The file name databases > contain " > "lists of files that were in particular directory trees when the databases > " > "were last updated. The file name of the default database is determined > when " > > "B<updatedb> は GNU 版 B<locate> > で用いるファイル名データベースを更新するために用いられる。" > "ファイル名データベースには、最後に更新された時点において、特定のディレクトリ以下に存在 > していたファイルのリスト情報が入っている。" > > ファイルのリスト情報→ファイル一覧 ご指摘納得します。修正します。 なお旧訳の「~が入っている。」という表現が、 ぶっきらぼう、かつ口語的で不適切に感じられるため、 ご指摘と合わせて以下のようにします。 再訳 ファイル名データベースには、これが更新された最終時点において、 特定ディレクトリ以下に存在していたファイルの一覧が含まれる。 --- > 実行時の引き数によって決まる。 > > 引き数→引数 他メールで問題になっていましたが、私は「引数」で進めます。 --- > see B<locate>(1). > > B<locate>(1) を見よ。 → B<locate>(1) を参照のこと。 > > ではどうでしょうか。「見よ」だけだとぶっきらぼうすぎると思います。 ご指摘どおりです。修正します。 --- > "in order to allow machines with different byte orderings to share the > " > > これはバイトオーダーが異なる → これはバイト順が異なる これは「バイトオーダー」で良いのではないでしょうか? 「バイト順」というと、ごく一般的で汎用的で、バイトデータを並べただけ のように聞こえますが、ここで言う byte orderings は、ビッグエンディアン とリトルエンディアンの違いを指して言っているものと思います。 したがって汎用的なバイトの並びを意味するのではない、テクニカルターム として、そのままカタカナ用語を持ち出すのが適していると感じます。 --- > "GNU B<locate> は従来のが古いフォーマット、 > → > "GNU B<locate> は従来の古いフォーマット、 修正します。 --- > "The user to search non-network directories as, using B<su>(1). > > "ネットワーク以外のディレクトリを検索するユーザーを指定する。" > "その際には B<su>(1) が利用される。 > > これは冗長ではないかと思います。 > > B<su>(1) を使用して、ネットワーク以外のディレクトリを検索するユーザーを指定する。 > > で良いのではないでしょうか。 冗長とのご指摘ですが、冗長ではないですよね? 冗長というと、まわりくどかったり不要な表現が含まれたり重複していたり、です。 論理に誤りはありません。端的に原義をなぞっていて冗長性はありません。 で、そのご指摘訳ですが、 ここは旧訳の訳出姿勢が正しく、ご指摘訳は間違っていると思います。 ご指摘訳の「B<su>(1) を使用して」は、主語は誰ですか? この表現では、主語がユーザーとなってしまいそうです。 そう解釈されてしまうような訳は、適切ではありません。 using の主語は当プログラム (updatedb) です。updatedb が B<su>(1) を利用するのです。ご指摘訳の「B<su>(1) を使用して」 は、そのように解釈できる文章になっていないと思います。 旧訳をそのまま採用するつもりです。 --- > Print a summary of the options to B<updatedb> and exit. > > B<updatedb> のオプションに関するまとめを表示して終了する。 > > まとめ→サマリ で良いのではないかと。 ここだけの指摘として判断すると、どちらでも良いようにも思います。 ただ他所において、summary file / detail file という対比的な 用語が出てきたときがありました。 後者はたぶん揺らぐことなく「詳細ファイル」になるであろうと思います。 その対比の中では summary の方は「概要ファイル」になると思います。 その状況を踏まえて考えると、 ここは「まとめ」でもなく「サマリ」でもなく 「概要」がふさわしいと思います。 再訳 B<updated> のオプションに関する概要を表示して終了する。 --- > Full documentation > > 充実したドキュメント > > 充実した→完全な 修正します。 本音を言いますと「完全な」は full の訳として、 本当は違うのではないか、と感じています。 full documentation の場合、「完全な」と訳すしか 他によい訳がないと思い、そのようにするつもりでいます。