CentOS 5のインストール

起動画面

 ISOイメージファイルから起動すると、インストーラの起動画面が表示されます。Enterキーを押すとLinuxが起動し、インストーラが起動します。

言語

 言語を選択します。サーバー目的でしたら「English」のままでも問題ないでしょう。日本語(Japanese)も選択できます。操作は矢印キー、Tabキー、スペースキー、Enterキーなどで行えます。

キーボードレイアウト

 ここでは操作端末のキーボードレイアウトが104だったので「us」としていますが、日本語キーボードを使っている場合は「ja」★を選択します。

インストール元

 インストール元メディアには、「Local CDROM」を選択します。これによって仮想イメージからインストールされます。

メディアチェック

 インストール元のメディアが正常かどうかチェックします。全体をチェックするので時間がかかりますが、ダウンロードしたファイルに不安があれば[OK]ボタンを選択します。通常は[Skip]ボタンで問題ないでしょう。

Xの起動画面

 続いて、Xウィンドウシステムが起動し、Xウィンドウシステムでの起動画面も表示されます。画面のところどころがにじんだ状態に見えますが、これはWebインターフェイス上では表示色数を128色に絞っているためで、とくに問題ありません。

インストール先ディスク

 ここでは、インストール先ディスクをすべて削除してインストールするか、パーティションを切るかなどの設定を行います。PERC 5/iのRAID1ディスクは1つのSCSIディスク(/dev/sda)として見えています。

ネットワーク

後から設定もできるので、とくに決めていなければデフォルトのまま進んでもかまいません。

タイムゾーン

日本は「Asia/Tokyo」という項目になっています。下側のチェックボックスは、本体ハードウェアの時計機能において、基準をUTCにするか、指定した場所の時間するかを設定できます。利用者が国内だけなど特定される場合は、チェックを外し日本(JST)でも問題ないでしょう。

ルートパスワード

ルートパスワードは任意の文字列を2回入力します。

インストールタスク

インストールするパッケージ郡を選択します。標準でGNOME Desktopが選択されていますが、サーバー用途では通常不要なので、チェックを外しておきます。また、ほかのパッケージも後からインストールできますので、ここでは最小限のもので十分でしょう。

最終確認

以上でインストール設定は完了です。ここで[Next]ボタンを押すと、実際にディスクがフォーマットされ、インストールが始まります。

インストール完了

インストールが完了したら、[Reboot]ボタンを押して再起動します。シャットダウンが完了したら、DRAC5の「メディア」タブからISOイメージファイルのマウント設定を解除します。

CentOS 5の起動

ハードディスクから起動すると、GRUBの画面が表示されます。しばらく待つかEnterキーを押すとCentOS 5が起動します。

設定画面

初回起動時には、ファイアウォールやネットワークの設定を行う設定画面が表示されます。この画面はsetupコマンドからいつでも呼び出せるので、すぐに設定したい項目がなければ、単に[Exit]ボタンを選らんで作業をパスしてもいいでしょう。

ログインプロンプト

起動作業が終わると、ログインプロンプトが表示されます。rootユーザーでインストール時に設定したパスワードでログインできます。

以上でインストール作業は完了です。