[Java規格支援機能]JNDI

アプリケーション開発において、ネーミングサービスとのやりとりを行う場合、Java規格であるJNDI(Java Naming and Directory Interface)を使用します。

JNDIからオブジェクトをlookupするためには、JNDIサーバとの接続情報等の接続に関する環境変数を設定する必要があります。
これらの環境変数は、通常アプリケーションエンジニアが意識するべきものではありません。

そこで、環境変数を設定するAPIを隠蔽しJNDIからlookupする機能のみを抽象化したのが、JndiFinderです。

関連するパッケージは、以下です。

アプリケーション向けインタフェース JndiFinder

アプリケーション向けインタフェースJndiFinderを使った簡単なアプリケーションのサンプルを示します。

  1. import javax.sql.DataSource;
  2. import jp.ossc.nimbus.core.ServiceManagerFactory;
  3. import jp.ossc.nimbus.service.jndi.JndiFinder;
  4. // JndiFinderを取得
  5. JndiFinder finder = (JndiFinder)ServiceManagerFactory.getServiceObject("JndiFinder");
  6. // JNDIからlookupする
  7. DataSource ds = (DataSource)finder.lookup("java:/DefaultDS");

実装サービスの一覧は以下のとおりです。

実装サービス実装概要
jp.ossc.nimbus.service.jndi.CachedJndiFinderServiceデフォルト実装