PollingIDm プロジェクト Wiki

PollingIDm のプロジェクト Wiki ページへようこそ。

はじめに

PollingIDm は、project:libpasori に依存していますが、"現在プロジェクトは休止状態に有ります。"となっています。この状況をご理解ください。

目的

PollingIDm は、SDK for FeliCaなしで USB接続のFeliCaリーダ SONY PaSoRi RC-S320 からIDmを連続で読みだすプログラムです。技術的な興味で作成した感が強いですが、複数のRC-S320を接続した状態で使えるため1台の端末に2つのRC-S320を接続して入室/退室の記録を残すといったことに使用できます。家族が信用できない方が自室に電気錠をつけて入退室におサイフ携帯を使う!といったことにも使えますね。:-)

何をしたか

  • 複数のRC-S320を接続した状態で使用できるAPI追加
    • 新規ファイル(libpasori_com_libusb_multi.[ch])
  • IDmを連続で読み出すプログラム作成
    • 新規ファイル(pollingidm.c)
  • Makefile を作成
    • MinGW をインストールした状態でのビルド用

何ができるか

  • 実行すると接続されたRC-S320で読み込めたIDmを標準出力へ出力します。
  • 出力される文字列は、<(4桁)RC-S320識別No> + <(16桁)IDm> です。
  • デバッグ用に偽IDmを指定回数出力するオプションもあります(-u times)。

必要な環境

project:libpasori を使用していますのでそちらの環境に依存します。WindowsXP上でlibusb-win32(LGPL) を使って動作確認しました。 また、Windowsでのコンパイルには、MinGW を使用しました(私が使用したのは MinGW-5.1.4.exe です)。凝ったことはしていませんのでproject:libpasoriが動作する環境であれば他の環境でも容易くコンパイルすることができると思います。

ビルド方法

READMEファイルを参照してください。

ライセンス

当プロジェクトの成果物はBSDライセンスとします。 無保証・免責です。ご理解のうえ自己責任でご利用ください。

感謝

libpasoriという遊び道具を公開していただいている作者に感謝です!