SaMMA(SAfety Mail gateway with Milter Api)は、MTAと連携してメールの添付ファイルを自動的に安全化するソフトウェアです。 添付ファイルZIP暗号化モード、添付ファイル削除モード、無害化モードの3つのモードがあります。
暗号化モードでは、メールの添付ファイルはZIP形式に暗号化します。そのため、一般的なウィンドウズクライアントで簡単に解凍することができます。
削除モードでは、メールの添付ファイルを削除して、削除した添付ファイルのファイル名のリストを添付して受信者に通知するモードです。
無害化モードはメールの各マルチパートを様々な形式に変換したり、暗号化や削除をおこなう多機能なモードです。
MTAとの連携にはmilterインタフェースを使用します。
2.0.11 (2015/10/08)
New: 特定のIPアドレスまたはネットワークアドレスから届いたメールについて、添付ファイルの暗号化を行わないようにするための「ホワイトリスト」機能を追加しました。
New:添付ファイル名に変換不可能文字が含まれていた場合、ファイル名をsamma.confのAttachmentFileAliasの項目に設定したファイル名に変換する「変換不可能ファイル名の強制ファイル名設定」機能を追加しました。
New:samma.confのLoopCheckをyesにした状態でメールヘッダに「X-SaMMA-Enc: YES」が含まれていた場合、添付ファイルの暗号化を行わないようにする「二重暗号化防止」機能を追加しました。
バージョン2.0.11は、株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ様にご協力頂きました。
SaMMAはGPLv3に基づいてリリースされています。