Takashi Nakamoto
blued****@bpost*****
2006年 10月 15日 (日) 02:11:56 JST
中本@CodeFest京都2006です。 scim-anthyにて、プリエディット中の文字列または変換中の文字列を「読み」 として単語登録するようなパッチを作りました。 https://members.fsij.org/trac/codefest2006kyoto/wiki/bluedwarf にある、scim_anthy_kasumi.diffがそれです。 これを適用すると、scim-anthyを使用中にF12キーを押すと、 イ) プリエディット中の場合 プリエディット文字列を「読み」として"--sound (読み)"オプションをつ けて辞書ツールを起動。プリエディットは中断され、プリエディット文字 列は破棄されます。 ロ) 変換中の場合 変換中の文節の元の文字列(ひらがな)を「読み」として"--sound (読み)" オプションをつけて辞書ツールを起動。ただし、辞書ツールが起動すると 変換が確定してしまうので注意。 ハ) それ以外の場合 今までどおり普通に辞書ツールが起動する。 というような動作をします。変換中に辞書ツールを起動すると、変換が確定し てしまうのはあまり嬉しくありませんが、scim-anthyには再変換機能があるの でほとんど問題ないでしょう。 あるいは、変換中に辞書を起動するときには 1. Preeditの状態を保存 2. 辞書ツールを起動 3. 辞書ツールが終了するのを待つ 4. 辞書ツールが終了したら、保存しておいたPreeditの状態を復活させる なんていう風にもできそうな気がします(できるかどうかは分かりません)が、 どうなんでしょう? というわけで、1時間半で作り上げた適当なパッチですが、まぁごみ箱に捨て るなり焼いて煮るなりしてください。 > 足永さん p.s. ちなみに、さっきいくやさんに霞2.1をリリースしてもらいましたので、みな さんぜひお試しください。 -- 中本 崇志 ( Takashi Nakamoto ) E-Mail : blued****@bpost*****, blued****@openo***** Homepage: http://bd.tank.jp/ blog : http://bd.tank.jp/diary