Takuro Ashie
ashie****@homa*****
2006年 9月 4日 (月) 02:46:23 JST
足永です。 On Mon, 4 Sep 2006 01:29:34 +0900 Takuro Ashie <ashie****@homa*****> wrote: > > とりあえずSCIMの設定 (/etc/scim/config or ~/.scim/config) に > > /IMEngine/Anthy/DictEncoding = EUC-JP > > を追加すれば直ると思います。 > これってSCIMかscim-anthyのパッケージで対応してもらう事って可能でしょうか? 既に発見してくださったようですが、scim-anthyのパッケージで修正する場合 は src/scim_anthy_prefs.h の #define SCIM_ANTHY_CONFIG_DICT_ENCODING_DEFAULT "EUC-JP-MS" にパッチを当てると良いと思います。 この問題に関しては、どういう倒し方をしても必ず何かしら問題が発生します し、自動検出にも限界がありますし、必ずどちらかのサイドから文句が飛んでく るので;-P どうしようか悩んでいます。また、この問題に限っては設定項目を追 加して逃げれば良いという類の問題でも無いと思います。何故かと言うと、 scim-anthy-1.0.0で「〜が出ない!」と叫ぶような環境/ユーザー層に「ほげほげ を設定して云々しろ」というのはなかなか酷なシチュエーションだと思うからで す。アプリケーション側で対応すべきというご意見もありまして http://www.tom.sfc.keio.ac.jp/~sakai/d/?date=20060819#p01 極めて正しいご意見ではあるのですが、実際の運用時の混乱を想像すると、そう も言っていられないという現実があって、また頭が痛いわけです。 蛇足ながらもう一つ言っておくと、desktop-architectでは面倒臭いので 「EUC-JP-MSにすれば直る」の一言で済ませてしまいましたが、いわいさんが指 摘して下さったように直らない環境もありますし、EUC-JP-MSにしたからと言っ て、日本語の波線が Unicode の FULLWIDTH TILDE に対応づけられることが保証 されるわけでもないと思います。大いに期待することはできると思いますが。 ですのでiconvのレイヤではなく、scim-anthyのレイヤでコードポイントを差し 替えることも検討しましたが、それは更にあり得ない解だと思ったので止めまし た。 # 私も色々思うところはあるのですが、とりあえずは様子を見ているところです。