cxp (1.5.6) | 2003-11-14 19:45 |
cxpdd (0.1) | 2004-02-29 20:57 |
cxplorer-devel (2.1.0) | 2005-10-23 20:53 |
cxplorer-stable (2.0.0) | 2005-10-17 15:39 |
libcxp (0.5.6) | 2005-10-23 20:05 |
OriginalLastRelease (1.5.5) | 2003-09-25 00:03 |
PukiWiki2SFJPWiki (0.1) | 2009-05-09 01:14 |
GConfは、アプリケーションの設定を保存するためのシステムです。Microsoft Windowsのレジストリに似ていますが、よりベターな実装になっています。
基本的にGConfClientを介して利用します。これは、非常に良くできたラッパーでGConfの初期化処理やエラー処理などの面倒を見てくれます。
通常は、gconf_client_get_default()を使ってGConfClientを取得します。
GConfClientに監視させるディレクトリをセットします。これは、ファイルシステム上のディレクトリではなく、GConfの仮想ディレクトリでいくつかの規則があります。
ディレクトリ名 | 目的 |
/apps | アプリケーションの設定を保存する |
/desktop | デスクトップ環境の設定を保存する |
/system | システムレベルの設定を保存する |
/extra | 以上のカテゴリに分類できない特殊な設定を保存する。通常は、使用しない。 |
上記のディレクトリに直接、設定を保存することは避けるべきです。例えば、アプリケーションhogeのための設定であれば、/apps/hoge以下に設定を保存する様にしましょう。この場合、次の様にします。
一番目の引数は、適切なGConfClientを指定します。二番目の引数は、監視させるディレクトリです。三番目の引数は、事前に設定をキャッシュしておくかどうかを表すフラグで以下の三種類が指定可能です。
GCONF_CLIENT_PRELOAD_NONE | 事前にキャッシュしない |
GCONF_CLIENT_PRELOAD_ONELEVEL | 指定したディレクトリ直下の設定のみキャッシュする |
GCONF_CLIENT_PRELOAD_RECURSIVE | 再帰的にサブディレクトリの設定もキャッシュする。場合によっては非常に負荷がかかります。 |
主に以下の関数を利用します。
gconf_client_get_int | 整数型 |
gconf_client_get_float | 浮動小数点型 |
gconf_client_get_string | 文字列 |
gconf_client_get_bool | 論理値型 |
gconf_client_get_schema | スキーマ型 |
gconf_client_get_list | リスト型 |
gconf_client_get_pair | ペア型 |
主に以下の関数を利用します。
gconf_client_set_int | 整数型 |
gconf_client_set_float | 浮動小数点型 |
gconf_client_set_string | 文字列 |
gconf_client_set_bool | 論理値型 |
gconf_client_set_schema | スキーマ型 |
gconf_client_set_list | リスト型 |
gconf_client_set_pair | ペア型 |
基本的にASCIIコードの範囲で構成される文字列を使える。ただし、以下の文字は使えない。
GConf-2.10.0では、gconf/gconf.cの2573行で以下の様に定義されている。
の様にgchar型へのポインタへのポインタを渡す。