文字説明の点字ディスプレイ出力
本チケットに関連して、下記のコメントをいただきました:
2013.2jp における現状と改善案です。
ユーザーガイドの記述:
レビュー内の現在の文字を通知 (テンキー2 または NVDA+ピリオド)
現状 (globalCommands.py のreview_currentCharacter):
備考:記号読み上げレベルに関わらずすべての記号を出力。
1回、3回、4回押したときに点字ディスプレイ出力がない、という不自然な仕様になっています。
すべての場合において音声と同等の点字ディスプレイ出力を行うのが、改善案と思います。
点字ディスプレイにはすでに「読み方モード」に相当する読みが表示されていることを踏まえて、「レビュー内の現在の文字を通知」の仕様を以下のようにしました。
実装は以下のコミットです:
[jpbranch 1bf7e60] work around ti29531 1 file changed, 3 insertions(+), 2 deletions(-) [jpbranch 53230a7] more work around ti29531 1 file changed, 3 insertions(+)
「レビュー内の現在の文字を通知」を3回押したときの文字コード16進の読み上げを、点字出力に合わせて u+xxxx のように変更しました。
[jpbranch ee06e02] fixed reading of hex code at current character review 1 file changed, 1 insertion(+), 1 deletion(-)
以下、jpdev120912 についていただいたご報告です。
文字説明機能を試作したので、今後は点字ディスプレイでの仕様を明確にして、不具合を減らしていく必要があります。
2件目は点字ディスプレイではなくテキストサービスの動作の問題かも知れませんが、点字ディスプレイ利用時に確認された現象としてここにまとめておきます。
3件目は「候補説明読み」を文字単位で行なってつなぎ合わせるときの挙動です。例えば「あさイチ」は「あ さ カタカナ イ カタカナ チ」と読ませたいので、区切りは必要と思ったのですが、もう少し検討しなくてはいけないようです。