翻訳の再検討 (collapsed, expanded)
Windows のツリービューコントロールは Windows XP では collapsed, expanded に相当するものが「プラス」「マイナス」で表現されていました。
しかし Windows 7 や 8 のエクスプローラーなどでは同じような情報は右向き三角形と右下向き三角形で表現されており、「プラス」「マイナス」という視覚的な表現は使われていません。
以上、いちおう指摘しておきます。
Windows 8 のナレーターでツリービューの collapsed, expanded を確認してみました。
「畳まれています」「展開されています」と読み上げています。
以上、参考まで。
チケットを分けたほうがよいのかも知れませんが、この他にも翻訳の見直しを考えています:
文脈によるのですが Activate の翻訳に「選ぶ」が当てはまる場合もありそうです。
忘れないために書いておきます。
翻訳 svn revision 11577 にて、新規メッセージの翻訳に加えて以下の変更を行いました。
collapsed → 畳まれています expanded → 展開されています checked → チェックあり activate → アクティベート
collapsed と expanded の翻訳をもっと簡潔にしてはどうかというご意見をいただいているので、
collapsed = 折りたたみ expanded = 展開
への変更を検討しています。
また、checked を「チェックあり」にするなら selected は「選択あり」ではないか、というご意見をいただきました。
「あり」は不要というご意見も、あってもよいというご意見もいただいています。
ちなみに Windows 8 のナレーターはチェックボックスの状態を「オフになっています」「オンになっています」と読み上げました。
以下を検討しています。
(1) checked の翻訳見直しはこのチケットでカバーするのをやめる。2013.3 では「チェックあり」から「チェック」に戻す。
checked については selected など他の用語との整合性を再検討する。
(2) collapsed, expanded の点字ディスプレイの出力について、見直すかどうか議論する。
msgid "-" msgstr "オープン" msgid "+" msgstr "クローズ"
この作業の過去の経緯は下記にまとめています。
チケット #29297
点字ディスプレイ出力における略語の日本語化
http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29297
いまの点訳エンジンは + を 26の点、 - を 36の点にきちんと変換できているので、 この2項目については、点訳エンジンのバグを回避するためにカタカナ表記にする、 といった配慮は不要な状況。
上記のチケット 29297 の方針に従い、点字も「展開」「折りたたみ」にそろえるのが現時点での修正案。
本家の翻訳 svn 12509 にて collapsed, expanded の点字ディスプレイ出力も音声に合わせて「折りたたみ」「展開」に変更しました。
「テンカイ」の点字表示が「テン□カイ」となっている、というご指摘がありました。
内部表現に「テンカイ」とカタカナで書いたため、点訳エンジンで未知語となって、分かち書きされているようです。
内部表現に「展開」と漢字で書くか、カタカナの「テンカイ」を辞書登録するか、どちらがよいか検討します。
本件は 2013.3 本家版がリリースされたのでクローズします。
「テンカイ」の点訳は #32140 2013.3jp にむけたテキスト解析辞書の更新で対応しました。
NVDAの翻訳について下記の議論が出ています。
collapsed, expanded を「クローズ」「オープン」と翻訳している。 日本のスクリーンリーダーの多くはツリービューのこの部分を 視覚的な表現に基づいて「プラス」「マイナス」と翻訳している。 原文とは異なる英語表現に基づくカタカナ語なので、混乱を招かないか?
not checked が「チェックなし」なのに checked が「チェック」である。 checked は「チェックあり」にするほうがわかりやすい?