UltraMonkey-L7は、OSI7階層モデルの第4層(Layer4)までの情報に基づいた負荷分散ソリューションである従来のUltraMonkeyを応用して、第7層(Layer7)までの情報に基づいた負荷分散機能を実現するためのプロジェクトです。ユーザの利便等を考慮し、本家UltraMonkeyプロジェクトのリーダであるSimon Horman氏ご了解のもとUltraMonkey(L4)パッケージも合わせて提供しております。
UltraMonkey-L7 3.1.0-1 をリリースします。
v3.0.4-3 からの主な変更点は以下の通りです。
* yum コマンドにてインストールできるよう UltraMonkey-L7 用リポジトリとして
必要なパッケージを含んだrepoパッケージを作成しました(RHEL6版のみ)。
詳細は下記ドキュメントを参照してください。
http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/docs/uml7-install_manual_3.2_ja/ja/9/uml7-install_manual_3.2_ja.txt
* モジュール開発者向けに、モジュールのビルドに必要なヘッダファイル等を含む
develパッケージを作成しました。
* l7directordのログローテーション設定(/etc/logrotate.d/l7directord)がインストール時に
配置されるようになりました。
* クライアントとUML7の接続が確立した後、UML7とリアルサーバの接続が確立する
までの時間にタイムアウトが設定できるようになりました。(l7vs.cf
server_connect_timeout) 詳細は下記ドキュメントを参照してください。
http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/docs/uml7-administration_manual_v3.3_ja/ja/5/uml7-administration_manual_v3.3_ja.txt
* session_thread_pool_sizeが仮想サービスごとに設定できるようになりました。
(l7directord.cf --session-thread-pool-size) 詳細は下記ドキュメントを
参照してください。
http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/docs/uml7-administration_manual_v3.3_ja/ja/5/uml7-administration_manual_v3.3_ja.txt
* Pacemakerを用いてUltraMonkey-L7を冗長化する際のサンプルコンフィグを
追加しました。 詳細は下記ドキュメントを参照してください。
http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/docs/UltraMonkey-L7_PM_install_manual_v1.0.txt/ja/15/UltraMonkey-L7_PM_install_manual_v1.0.txt.txt