DTXMania 099 series, and DTXCreator: (099g(191022)) | 2019-10-23 00:21 |
DTXMania 100 series, and DTXCreator: (119(211020) and 035(191001)) | 2021-10-20 00:00 |
「DTXMania」は、画面に流れるシーケンスを見ながらドラムを演奏する、「ドラムトレーニングツール」です。
曲データとして、拡張子dtxのDTXファイルが使用できます。(他に BMS, BME, GDA, G2D ファイルといったところも使えますが、今時これらのファイルをDTXManiaで再生させようという方は、いないでしょう。)
その他にも、昔は MID(Standard MIDI Format) ファイルが使えましたが、今は使えません。(いつかまた対応したいとは思っているのですが...)
元々はYAMAHA のサイレント・セッション・ドラム「DTX」 シリーズのために作られたソフトではありますが、DTX シリーズでなくても、Roland TDシリーズなどの一般的な電子ドラムや、MIDIでつながるパッド類、キーボード、ジョイパッド(DirectInput対応のもの。XInputは現状非対応)、ジョイパッド入力見えする機器等で遊べます。 (DTXシリーズ専用ではありません)
また、PlayStation用コントローラをジョイスティックとしてパソコンに接続できる機器(DirectPadPro、PCツナイデント、SmartPadProなど)があれば、 PlayStation用ドラムマニア (ギタドラ!) コントローラでプレイすることも可能です。
現在のDTXManiaで一番負荷がかかっているのは、サウンドの合成出力処理です。 出力ラグを小さくしつつ、たくさんのチップ音を周波数変換しつつ合成しながら出力するところに負荷がかかっています。 (Windows XPの時代は、「3D性能」が一番DTXManiaの負荷になる要素でしたが、現在は違います。)
そのため、DTXManiaを快適に動かすためのパーツとして重要なのは、以下の2つです。
1.のサウンドデバイスですが、マザーボードにオンマザーで搭載されたサウンドデバイスのような、 PCI Expressで接続されたものを使うのがベストです。 これだけで、スクロールのがたつきやサウンドのノイズ無しに、Win10 RS5 + WASAPI共有 の時にサウンドバッファサイズを20ms程度以下にできます。 (私のメインPC環境では、22ms。更にWASAPI排他 + WASAPI Event Driven=ONで、7ms。ASIO(ASIO4ALL使用)で8ms。)
ところが、USB接続のサウンドデバイスを使うと、WASAPI共有のサウンドバッファサイズが40ms以上になります。 (ASIO4ALLを使わない、まともなASIO対応のサウンドデバイスであれば、ASIOを使うことで、USB接続でもバッファサイズを小さく(10ms以下)することができます)
2.のCPUは、サウンドの合成出力処理の性能を上げるために重要です。 ただし、ハイエンドのCPUを使う必要はありません。Core i3でも十分だと思います。 とはいえ、一昔前のタブレットに乗っているようなATOM系のCPUだと、バッファサイズを小さくし切れず(40ms~)、 操作をしてサウンドが出力されるまでの時間差が気になるかもしれません。
DTXManiaの保守をしているyyagiが普段使用しているPCのスペックは、下記のとおりです。 この環境で、快適にDTXManiaを使用することができています。
OS | Windows10 Home 64bit (Windows10 19H1 = 1903 = May 2019 Update) |
マザーボード | ASRock DeskMini A300 |
CPU | AMD Ryzen 5 2400G with Radeon Vega Graphics 3.60 GHz (4core / 8threads) |
ディスプレイアダプタ | CPU内蔵ディスプレイアダプタ (AMD Radeon(TM) RX Vega 11 Graphics) |
メインメモリ | 32GB (16GBx2) |
外部記憶 | SSD(SATA3) 1GB + 2.5" HDD 2GB |
サウンド | マザーボード搭載のサウンド(Realtek ALC233) |
ディスプレイ | acer KG271U (DisplayPort接続, 144Hz, 2560x1440) |
キーボード | PS/2接続のFILCOのキーボード |
マウス | USB接続の安物マウス |
MIDI | Roland UM-1X、又はYAMAHA UX16経由で電子ドラムに接続 |
少し前までは、下記の環境を使っていました。こちらでも、快適にDTXManiaを使用できていました。
OS | Windows10 Pro 64bit RS5 (Windows10 1809; 2018 October Update) |
マザーボード | ASRock Z87E-ITX |
CPU | Intel(R) Core(TM) i7-4770T 2.5GHz (4core / 8threads) (いわゆるHaswell) |
ディスプレイアダプタ | CPU内蔵ディスプレイアダプタ (Intel(R) HD Graphics 4600) |
メインメモリ | 16GB (8GBx2) |
外部記憶 | 3.5" HDD 3GB |
サウンド | マザーボード搭載のサウンド(Realtek ALC1150) |
ディスプレイ | MITSUBISHI MDT242WG (Digital DVI接続, 60Hz, 1920x1200) |
キーボード | PS/2接続のFILCOのキーボード |
マウス | USB接続の安物マウス |
MIDI | Roland UM-1X、又はYAMAHA UX16経由で電子ドラムに接続 |
また、実家では下記のような市販のノートPCを使っていますが、 こちらもDTXManiaの動作上の問題はありません。
OS | Windows10 Pro 64bit RS5 (Windows10 1809; 2018 October Update) |
マザーボード | NECPC LAVIE Direct NM PC-GN12S8/8A |
CPU | Intel(R) Core(TM) i5 -7Y54 1.2GHz (TB時最大3.2GHz) 2core |
ディスプレイアダプタ | インテル® HD グラフィックス 615(CPUに内蔵) |
メインメモリ | 8GB |
外部記憶 | M.2 SATA 256GB |
サウンド | マザーボード搭載のサウンド(インテル® ハイデフィニション・オーディオ準拠) |
ディスプレイ | 内蔵パネル(60Hz, 1920x1080) |
キーボード | PS/2接続の内蔵キーボード |
マウス | PS/2接続の内蔵タッチパッド |
本サイトの、ダウンロード - リリース一覧 のところから、一番新しそうなものをダウンロードしてください。
ダウンロードしたzipを展開すれば、インストールは完了です。いわゆるセットアップは不要ですが、DirectXなどの追加インストールが必要な場合があります。詳しくは、導入方法を見てください。
まず、zipファイルを展開したフォルダを開いて、ファイル "DTXManiaGR.exe" があることを確認してください。 そして、ファイル "DTXManiaGR.exe" のところに、更に別のフォルダを自分で作って下さい。フォルダの名前は何でも構いません。 そのフォルダの中に、入手したdtxのデータを(zip藤を展開したうえで)そのままコピーしてください。
要は、DTXManiaGR.exeがあるフォルダ以下に曲データを配置してください。そうすれば、その曲データがDTXManiaで使用できるようになります。
(注: 全く別のフォルダにDTXデータを格納する方法もありますが、それはほかのところで説明します)