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使っているSMART-GS0.8 を新しいバージョンに更新する方法を二つ示します。ただし、これは例であって別の方法でインストールすることも可能です。
方法1
古い SMART-GSが例えば、C:\folder1\smart-gs\ というフォルダに置いてあるとします。古いフォルダの名前を別の名前に書き換えます。以後 C:\folder1\smart-gsOLD\ に変えたという前提で説明をします。
古い SMART-GSがあったのと同じフォルダに SMART-GS0.8をインストールします。つまり、新しいSMART-GS0.8のフォルダはC:\folder1\smart-gs\ になります。
C:\folder1\smart-gsOLD\ のプレファレンスファイル(デフォルトでは、preference.xml)を新しいフォルダにコピー(上書き)します。
SMART-GSが自動的に変更してしまうプレファレンス以外にも、css.txt, tags.txt、起動用ファイルを変更していたら、それもコピーします。
画像フォルダとgsフォルダを SMART-GS のフォルダより外に設定していた場合は、以上でデータと設定の移行は終了です。
しかし、デフォルトの様に画像フォルダとgsフォルダが SMART-GS のフォルダーC:\folder1\smart-gs\より下にある場合は、今は、それらがC:\folder1\smart-gsOLD\の下にありますので、もとの場所にコピーしてやる必要があります。このためには以下の操作を行ないます。
古いイメージフォルダがC:\folder1\smart-gsOLD\より下、たとえば C:\folder1\smart-gsOLD\aaaa\bb\c\images\ にある場合は、それを新しいファルダの同じ位置にコピーします。この例ではコピー先のフォルダは C:\folder1\smart-gs\aaaa\bb\c\images\ になります。同様に gsx ファイルが格納されているGSフォルダもコピーします。デフォルトではDSCフォルダもイメージフォルダもsmart-gs本体のフォルダの下の smart-gs\smart_gs\ にありますから、この smart-gs\smart_gs\ をコピーすれば、一度のコピーですみます。
以上で移行は終わりです。古いフォルダは消しても残しても、どちらでも結構です。SMART-GS 自身は大変小さいので、もし新バージョンに不具合が生じた時に、すぐい古いバージョンにもどれるように、古いバージョンはそのまま残しておき大きくナリ勝ちな画像フォルダだけは消すというのが賢い選択でしょう。(gsxファイルは小さいので残しておいてもスペースを喰って困るというようなことはまずありません。)
方法2
新バージョンのSMART-GS0.8をどこかに展開します。
そして、その中の SMART-GS の実行に関係しているファイルやフォルダで、現在ストールされている SMART-GS の対応するファイルやフォルダで置き換える。ただし、イメージフォルダなどの自分で作ったデータや preference.xml のような設定ファイルは変えない。
これは方法1より賢い方法なのですが、どのファイルやフォルダをコピーするべきかの判断がむずかしい、いざと言うときのための古いバージョンが残らないという、欠点があります。