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Project Description

This is "Linux-HA Japan" site for developer.
Main site is here http://linux-ha.osdn.jp/ (Japanse only)

You can download Pacemaker,Heartbeat Corosync and other necessary RPM packages for Red Hat Enterprise Linux (RHEL) as yum repository.
http://osdn.jp/projects/linux-ha/releases/

System Requirements

System requirement is not defined

Released at 2015-10-16 15:00
[2-02] Pacemaker-1.1系/1.0系リポジトリパッケージ (RHEL6) 1.1.13-1.1 (3 files Hide)

Release Notes

Pacemakerはコンポーネントが複数に分かれているため、インストール手順を簡略化するための RHEL6 および RHEL6互換OS用リポジトリパッケージです。

なお、RHEL 6.5以前の環境では、以下の Errata 適用が必須です。(2015.12.18追記)

1.1.13-1.1リポジトリパッケージには、以下のバージョンのコンポーネントが含まれています。

推奨インストール手順では★印のついたパッケージがインストールされます。 太字は 1.1.12-1.1 から変更されたパッケージです。

  • バージョン一覧
    • リポジトリパッケージ
      • pacemaker-repo-1.1.13-1.1
    • 主要コンポーネント
      • pacemaker-1.1.13-1
      • cluster-glue-1.0.12-1 ★
      • corosync-2.3.4-1 ★
      • libqb-0.17.1-1 ★
      • resource-agents-3.9.6-1
      • ldirectord-3.9.6-1
      • crmsh-2.1.4-1
      • pssh-2.3.1-5 ★
    • Linux-HA Japan拡張コンポーネント
      • pm_crmgen-2.1-1
      • pm_diskd-2.1-1
      • pm_extras-2.1-1
      • pm_logconv-cs-2.1-1
      • pm_ctl-2.0-1
    • 追加コンポーネント
      • pcs-0.9.141-1
      • fence-agents-4.0.19-1
  • 補足
    • Heartbeatは今後非推奨とするためパッケージには含みません。
    • ユーザインタフェースとして crmsh, pcs の2種類のコンポーネントを同梱していますが、1.0系と同様 crmsh の利用を推奨します。
    • pcs のRHEL6版は本パッケージでは Pacemaker の設定にのみ利用可能です。Corosyncの設定には利用できません。
    • STONITHプラグインとして fence-agents も同梱していますが、1.0系と同様 cluster-glue に含まれるSTONITHプラグインの利用を推奨します。
    • 1.0.13リポジトリパッケージに含まれていた pm_kvm_tools, vm-ctl コンポーネントは本バージョンには対応していないためパッケージには含みません。

Changelog

Pacemaker-1.1.12-1.1からの主な差分について記載します。

  • pacemaker-repo-1.1.13-1.1
    • debuginfo, ソースRPMパッケージもRPM形式で配布されるようになりました。
  • pacemaker-1.1.13-1
    • crm_mon によるSNMPトラップ、メール通知が送信されない不具合が修正されました。
    • systemd リソース設定時にlrmdがクラッシュする場合がある不具合が修正されました。
    • オンラインでのリソース設定変更が反映されない場合がある不具合が修正されました。
    • 他ノードの起動・停止時にごく微量のメモリリークが発生する不具合が修正されました。
    • Upstart起動スクリプト(pacemaker.combined)に対して、stop on runlevel の追加設定が不要となりました。
    • ログをsyslogへ出力する場合、環境変数設定(/etc/sysconfig/pacemaker)において HA_LOGFACILITY の追加設定が不要となりました。(PCMK_logfacility の設定のみで設定可能となりました)
    • PCMK_fail_fast有効時のpacemakerプロセス故障後の動作が「サーバhalt」から「サーバreboot」に変更になりました。
    • pacemaker-doc パッケージに生成ドキュメントが全て含まれるようになりました。
  • resource-agents-3.9.6-1
    • pgsql: PostgreSQL 9.3 で変更された unix_socket_directories パラメタに対応しました。
    • ldirectord: systemd 経由で起動する場合の不具合が修正されました。
    • VirtualDomain: configパラメタに/etc/libvirt/qemu/配下の設定ファイルを直接指定する場合、特別な利用手順を意識せず利用可能となりました。
  • crmsh-2.1.4-1
    • crm_monの表示が設定順序通りにならない不具合が修正されました。
  • pm_crmgen-2.1-1
    • ノード毎に異なるパラメタ値を設定したい場合の書式(params の rule 設定)に対応しました。
  • pm_diskd-2.1-1
    • Pacemaker-1.1.13で正しくビルドできるように修正されました。
  • pm_extras-2.1-1
    • Pacemaker-1.1.13で正しくビルドできるように修正されました。
    • NVclient RA は現バージョンのNetVaultではサポートされない構成であるため削除されました。
  • pm_logconv-cs-2.1-1
    • Pacemaker-1.1.13でのログメッセージの変更に追随しました。
    • 処理ロジックを見直し、Pacemakerコマンドの定期実行処理をなくしました。
    • syslogサーバへのログ転送に対応しました(output_logfacility設定項目)。
  • pcs-0.9.141-1
    • 最新版に追随しました。
  • fence-agents-4.0.19-1
    • compute(Nova computeノード)用および ilo-ssh 用のエージェントが追加されました。
    • RHEL6上での互換性のため、fence_kdump_sendコマンドを/usr/sbinへインストールするようになりました。
  • Errata RHBA-2014:1538-1 について
    • RHEL6.5以前の環境ではこのErrataの適用が必須です。(RHEL6.6以降では不要です)
    • このErrata適用により下記の不具合が解消されます。
      • RHEL6.5環境でPacemakerの起動に失敗する。(BZ #1113189)
      • 運用中に大きな時刻補正を行うとリソース監視タイムアウトが発生する。(BZ #1139977 Statusはopenのままですが、このErrataで解消されることを確認済です)