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Project Description

This is "Linux-HA Japan" site for developer.
Main site is here http://linux-ha.osdn.jp/ (Japanse only)

You can download Pacemaker,Heartbeat Corosync and other necessary RPM packages for Red Hat Enterprise Linux (RHEL) as yum repository.
http://osdn.jp/projects/linux-ha/releases/

System Requirements

System requirement is not defined

Released at 2019-10-02 13:00
[2-02] Pacemaker-1.1系/1.0系リポジトリパッケージ (RHEL6) 1.1.21-1.1 (3 files Hide)

Release Notes

Pacemaker利用に必要なコンポーネントを一括してまとめインストールを容易にできるようにしたリポジトリパッケージです。 RHEL 6 / RHEL 7 およびこれらの RHEL互換OSに対応しています。

1.1.21-1.1リポジトリパッケージには、以下のバージョンのコンポーネントが含まれています。

推奨インストール手順では★印のついたパッケージがインストールされます。 太字は 1.1.19-1.1 から変更されたパッケージです。

なお、pacemaker-1.1.20 をベースとしたリポジトリパッケージのリリースはありません。 1.1.19-1.1 の次のリリースが今回の 1.1.21-1.1 リリースになります。

  • バージョン一覧
    • リポジトリパッケージ
      • pacemaker-repo-1.1.21-1.1
    • 主要コンポーネント
      • pacemaker-1.1.21-1
      • corosync-2.4.4-2
      • libqb-1.0.2-2 (RHEL6版) ★
      • libqb-1.0.5-1 (RHEL7版)
      • cluster-glue-1.0.12-5
      • resource-agents-4.3.0-1
      • ldirectord-4.3.0-1
      • crmsh-2.1.9-1 ★
      • pssh-2.3.1-5 ★
    • Linux-HA Japan拡張コンポーネント
      • pm_logconv-cs-2.6-1 ★
      • pm_diskd-2.4-1 ★
      • pm_extras-2.5-1
      • pm_crmgen-2.2-1 ★
      • pm_ctl-2.0-1
    • 追加コンポーネント
      • pcs-0.9.160-1 (RHEL6版)
      • pcs-0.9.167-1 (RHEL7版)
      • fence-agents-4.0.22-1 (RHEL6版)
      • fence-agents-4.4.0-1 (RHEL7版)
  • 補足
    • Heartbeat は今後非推奨とするためパッケージには含みません。
    • ユーザインタフェースとして crmsh, pcs の2種類のコンポーネントを同梱していますが、1.0系と同様 crmsh の利用を推奨します。
    • crmsh の機能のうち、pssh を利用する一部の機能(crm resource secret, crm cluster 等)は利用できません(コミュニティ版psshの制約による)。将来のバージョンアップ(crmsh-2.2系以降)で改善を検討します。
    • pcs は本パッケージでは「テクノロジープレビュー」(お試し版)の位置付けで添付しており、実用目的の利用は推奨しません。また利用する場合はさらに依存パッケージの追加インストールが必要です。
    • STONITHプラグインとして cluster-glue, fence-agents の2種類のコンポーネントを同梱していますが、1.0系と同様 cluster-glue に含まれるSTONITHプラグインの利用を推奨します。
    • 1.0.13リポジトリパッケージに含まれていた pm_kvm_tools, vm-ctl コンポーネントは本バージョンには対応していないためパッケージには含みません。
    • RHEL6版については以下のコンポーネントのバージョンを最終版とします。以降の版については、開発者がRHEL6はサポート外であることを明言しRHEL6非互換の修正が入っているためです。
      • libqb-1.0.2-2
      • fence-agents-4.0.22
      • pcs-0.9.160

Changelog

1.1.19-1.1 からの主な差分

Pacemaker-1.1.19-1.1からの主な差分について記載します。

  • pacemaker-repo-1.1.21-1.1(RHEL7版)
    • 必須依存パッケージに NetworkManager-config-server を追加しました(CentOS において IC-LAN 切断時に corosync がコアダンプする問題に対応)。
    • なお、インストール時に NetworkManager の再起動が行われます(NetworkManager-config-server の設定を反映させるため)。
  • pacemaker-1.1.21-1
    • CVE-2018-16877, CVE-2018-16878, CVE-2019-3885 の問題が修正されました。
    • 必須依存パッケージとして gnutls-2.12 以降のバージョンが必須となりました(RHSA-2017:0574)。
    • STONITH の実行履歴が管理されるようになりました。STONITH が失敗した場合、crm_mon はデフォルトで「Failed Fencing Actions:」を表示します。履歴は、stonith_admin -c -H <ノード> でクリアできます。
    • SNMP トラップ送信機能の改善により、常に MIB の全項目が送信される(1.1.19-1.1 までは省略されていた項目も送信される)ようになりました。
    • STONITH を使用していない環境で IC-LAN が故障・フェイルオーバ途中で復旧した場合、サービス停止する場合がある問題が改善されました(1.1.17-1.1 以降で発生する問題)。
    • fail-count(故障回数)が、1回のリソース故障で二重に加算される場合がある問題が修正されました。
    • sosreport で Pacemaker のログが収集されない問題が修正されました。
    • stonithd プロセスが必要以上に大量の info ログを出力する問題が修正されました(1.1.19-1.1 で発生した問題)。
  • corosync-2.4.4-2(RHEL7版)
    • bundle 機能利用時などの Docker コンテナ起動後に、corosync がリアルタイムポリシーで起動しなくなる問題が修正されました。
  • libqb-1.0.5-1(RHEL7版)
    • CVE-2019-12779 の問題が修正されました。
  • cluster-glue-1.0.12-5
    • 最新版に追随しました。
  • resource-agents-4.3.0-1
    • Filesystem:
      • 同時に並行して複数の Filesystem リソースを停止した場合、アンマウントが実行されない場合がある問題が修正されました。
    • LVM, clvm, VirtualDomain :
      • RA 内で生成する Unit ファイルに適切な権限(o+r)を付与する修正が加えられました。これにより、syslog に Unit ファイルにアクセスできない旨の warning が出力される問題が解消します。(1.1.17-1.1 以降で発生する問題)。
    • apache:
      • ログローテートに伴う graceful restart 時に monitor がエラーと誤検知される問題が修正されました。
    • oracle:
      • データベースの起動(オープン)失敗時に、その旨が出力(Pacemaker のログ)・表示(crm_mon)されるようになりました。
    • pgsql:
      • PG-REX 構成でメンテナンスモード中に Pacemaker を再起動した場合、系切り替えが発生する問題が修正されました。
      • bundle 機能を利用しコンテナ内で PostgreSQL を起動する場合などで、start 時に起動済と誤検知される場合がある問題が修正されました。
    • podman:
      • Podman(コンテナ)用のエージェントが追加されました。
    • dovecot:
      • dovecot 用のエージェントが追加されました。
  • pm_extras-2.5-1
    • ifcheckd:
      • 終了時の処理を改善しました。
  • pcs-0.9.167-1(RHEL7版)
    • 最新版に追随しました。
  • fence-agents-4.4.0-1(RHEL7版)
    • Redfish 用のエージェントが追加されました。